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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BVFW

有価証券報告書抜粋 THE WHY HOW DO COMPANY株式会社 業績等の概要 (2017年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(自 2016年9月1日 至 2017年8月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善傾向が続き、緩やかな回復基調で推移しておりますが、新興国経済の鈍化や欧米の政治動向への懸念など、海外経済の影響等により、依然として不透明な状況が続いております。
当社グループの属するスマートフォン関連市場においては、スマートフォンの普及が進み、それに付随するサービスやソリューションの市場規模は継続的に拡大傾向にあります。
このような状況の下、当社グループにおいては、「ユーザーに豊かなライフスタイルを提供できるサービスプラットフォーム」を提供することを目的とし、スマートフォン向けのコンテンツサービスとソリューションの提供を推進してまいりました。
スマートフォン向けソリューションの分野においては、安定的な収益軸として「きせかえtouch」や「Multi-package Installer for Android」等、既存のスマートフォン向けソリューションの提供を行うとともに、コンテンツサービスの分野において複数のプラットフォームでソーシャルゲームやアプリを提供しております。また、中長期的な成長を目指し、「インターホン向けIoT(※)システム」などの事業確立に注力しております。
特に「インターホン向けIoTシステム」については、インターホン市場におけるシェア獲得に向けた取り組みを積極的に行っており、徐々に採用実績を増やしております。また、スポーツIoTとして、野球のボールにセンサーを組み込んだ製品「Technical Pitch」を開発するなど、システム開発を基盤とした事業の拡大に向けた新たな取り組みも進めております。
さらに、当社グループの新たな事業展開として、2017年3月28日付で株式会社渋谷肉横丁(以下「渋谷肉横丁社」という。)の株式譲渡契約を締結し、2017年3月29日付で連結子会社化いたしました。不動産のサブリース及び商標権の管理等を行うとともに、当社コンテンツサービスのユーザー層を対象とした既存IT関連事業とのシナジーを目指してまいります。
これに伴い、第3四半期連結会計期間から、「サブリース事業」を新たに追加しており、報告セグメントを「ソリューション事業」1区分から「ソリューション事業」と「サブリース事業」の2区分に変更しております。
このため、セグメント毎の前年同期比較については記載を省略しております。
連結業績においては、当社連結子会社のネクスト・セキュリティ株式会社が見込んでいた売上を下回ったほか、第3四半期連結会計期間より当社連結子会社となった不動産サブリース等を行う渋谷肉横丁社について、当初予定していた飲食業を事業範囲に含むものから不動産のサブリース及び商標権の管理のみに切り替えたことにより見込んでいた売上を下回る結果となりました。しかしながら、渋谷肉横丁社の業態変更は売上と見合う費用も減少する形であり、同社は当初想定していたキャッシュ・フローを生み始めております。
また、当社連結子会社の株式会社エミシアに係るのれんの一括償却等によりのれん償却額126百万円を特別損失に計上しております。さらに、ソフトウェアやのれん等の減損損失359百万円を計上しております。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は2,662百万円(前期比16.7%増)、営業損失は363百万円(前期は営業損失330百万円)、経常損失は401百万円(前期は経常損失368百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は891百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失504百万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(ソリューション事業)
ソリューション事業は、スマートフォン向けプラットフォームソリューションやIoT、セキュリティ関連サービスを展開する「プラットフォーム」分野、ソーシャルゲームやアプリ関連、ゲーム受託開発等を行う「コンテンツサービス」分野、及び、その他受託開発案件等を行っております。
当連結会計年度において、プラットフォーム分野では、「インターホン向けIoTシステム」を主軸に、新たなソリューションサービスの提供に注力いたしました。大型マンションなど居住用物件へのシステム提供の拡大を目指し、大手デベロッパーに向けた提案力を強化しております。また、同システムを応用したサービスの開発として、野球のボールにセンサーを組み込んだ製品「Technical Pitch」を開発するなど積極的に取り組んでおります。
スマートフォン向けソリューションは、「きせかえtouch」や「Multi-package Installer for Android」等の安定的な収益基盤は堅調に推移しました。
以上の結果、ソリューション事業における売上高は2,542百万円、営業利益は18百万円となりました。
(サブリース事業)
当連結会計年度において、新たに連結子会社となった渋谷肉横丁社は、不動産のサブリース及び商標権の管理等を行っております。年間40万人の顧客動員数を誇る「渋谷肉横丁」においては商標権の管理を行い、「肉横丁」ブランドとして全国での展開を目指しております。不動産のサブリースにおいては首都圏に4店舗を展開しております。
また、来店されるユーザー層に向けたアプリの開発、当社ゲームとのコラボレーション等、当社グループの既存事業とのシナジー発揮を目指していきます。
以上の結果、サブリース事業における売上高は29百万円、営業利益は2百万円となりました。

(注)※ IoT
モノのインターネット(Internet of Things)。
従来は主にパソコンやサーバー、プリンタ等のIT関連機器が接続されていたインターネットに、それ以外の各種家電製品、生活環境などの情報を取得する各種のセンサー等、さまざまな"モノ"を接続する技術。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、29百万円となり、前連結会計年度末より104百万円減少となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は116百万円(前年同期272百万円の支出)となりました。これは主に、減損損失359百万円及びのれん償却費219百万円等があった一方、税金等調整前当期純損失887百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は793百万円(前年同期218百万円の支出)となりました。これは主に、事業譲受による支出160百万円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出530百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は805百万円(前年同期487百万円の収入)となりました。これは主に株式の発行による収入296百万円、新株予約権の行使による株式の発行による収入529百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05630] S100BVFW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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